腸内フローラ検査でエクオール産生菌はわかる?エクオールと腸内細菌との関係やエクオール検査との違いを解説
腸内フローラとの関係
腸内フローラ検査のなかには、エクオールの産生に関わる「エクオール産生菌」の割合を確認できるものもあります。
ただし、エクオール産生菌が確認されても、その結果だけで実際のエクオール産生能まで判断できるわけではありません。
本記事では、エクオールと腸内フローラの関係や、腸内フローラ検査でわかること、エクオール検査との違いについて解説します。
腸内フローラ検査でエクオール産生菌はわかる?
腸内フローラ検査では、検査サービスによってエクオール産生菌の割合などを確認できます。
ただし、エクオール産生菌が確認されたからといって、実際にエクオールを産生できているかまで判断できるわけではありません。
エクオールの産生能を確認する方法としては、尿中のエクオール量などを測定する「エクオール検査」があります。
腸内フローラ検査とエクオール検査の違いについては、「腸内フローラ検査とエクオール検査の違い」で詳しく解説します。
エクオールと腸内フローラの関係
エクオールは腸内細菌の働きによって作られるため、腸内フローラと深く関係しています。
エクオール産生菌とは?
エクオール産生菌とは、腸内でエクオールを作る働きをもつ細菌の総称です。
エクオールの産生に関与する腸内細菌は1種類ではなく、これまでに複数の菌が報告されています。
エクオール産生菌の種類や腸内に占める割合には、個人差があると考えられています。1)
エクオールは腸内細菌によって作られる
エクオールは、大豆イソフラボンの一種である「ダイゼイン」が、エクオール産生菌によって代謝されることで作られます。
ダイゼインは、豆腐や豆乳、納豆などの大豆食品に含まれる成分です。
エクオールは大豆食品にそのまま含まれているのではなく、ダイゼインをもとに腸内細菌の働きによって作られるため、その産生には腸内環境が関係しています。
エクオールを作れる人と作れない人がいる
エクオールは、誰もが体内で作れるわけではありません。
作れる人を「エクオール産生者」、作れない人を「エクオール非産生者」と呼びます。
エクオールを産生できるかどうかには、腸内細菌が関係していると考えられています。ただし、エクオール産生菌が確認されても、それだけで実際にエクオールを産生できていると判断することはできません。
腸内フローラ検査とエクオール検査の違い
腸内フローラ検査とエクオール検査は、調べる対象やわかることが異なります。
| 腸内フローラ検査 | エクオール検査 | |
|---|---|---|
| 主な検体 | 便 | 尿 |
| 調べるもの | 腸内細菌 | 尿中のエクオール量など |
| わかること | 腸内細菌の種類や割合、多様性、検査によってはエクオール産生菌の割合など | エクオールを産生できているか(エクオール産生能) |
| 主な目的 | 腸内環境全体の特徴を把握する | 実際にエクオールを産生できているかを確認する |
腸内フローラ検査でわかること
腸内フローラ検査は、便中に含まれる腸内細菌を分析し、腸内環境の状態を可視化する検査です。
主に、以下のような項目を確認できます。
- 腸内細菌の種類や割合
- 腸内細菌の多様性
- 腸内フローラのタイプ
検査項目はサービスによって異なり、エクオール産生菌の割合を確認できるものもあります。
「健腸ナビ」では、腸内環境を幅広く確認できるほか、エクオール産生菌の割合も確認できます。
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健腸ナビの詳細を見る >エクオール検査でわかること
エクオール検査では、尿中のエクオール量などを測定し、エクオール産生能を判定します。
エクオールは腸内で作られたあとに吸収され、その一部が尿中に排出されます。
そのため、尿を調べることで、実際にエクオールを産生できているかを確認できます。2)
検査によっては、検査前に大豆食品を摂取するなどの条件が設けられている場合があります。
検査を受ける際は、各検査サービスの方法に従いましょう。
腸内フローラ検査の結果をどう活かす?
腸内フローラ検査を受けたら、エクオール産生菌だけでなく、検査結果全体から自分の腸内環境の特徴を確認することが大切です。
エクオール産生菌が検査項目に含まれている場合は、菌の有無や腸内細菌全体に占める割合などがわかります。
ただし、エクオール産生菌の割合だけで、実際のエクオール産生能を判断することはできません。産生能そのものを調べたいときは、エクオール検査で確認する方法もあります。
腸内フローラ検査では、エクオール産生菌以外にも、さまざまな検査結果が得られます。
自分の腸内環境の特徴を把握し、食生活や生活習慣を見直す際の参考にしましょう。
「健腸ナビ」では、腸内細菌のバランスや多様性に加え、エクオール産生菌の割合も確認できます。また、検査結果に基づいて、腸内フローラの構成にあわせた食品の提案も受けられます。
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自分の腸内環境を幅広く把握し、食生活や生活習慣の見直しに活かしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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健腸ナビの詳細を見る >エクオール産生菌も確認できる腸内フローラ検査「健腸ナビ」
エクオールの産生には腸内細菌が関係しており、腸内フローラ検査のなかには、エクオール産生菌の有無や割合を確認できるものもあります。
ただし、腸内フローラ検査とエクオール検査では、調べる対象やわかることが異なります。エクオール産生菌を含めた腸内環境を知りたいのか、実際のエクオール産生能を知りたいのかなど、目的に合わせて検討しましょう。
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まずは現在のコンディションを把握し、無理のない範囲で生活習慣の改善に取り入れてみるのもよいでしょう。
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健腸ナビの詳細を見る >参考
1)Iino C, Shimoyama T, Iino K, et al. Daidzein Intake Is Associated with Equol Producing Status through an Increase in the Intestinal Bacteria Responsible for Equol Production. Nutrients. 2019;11(2):433.
2)Yoshikata R, Myint KZY, Taguchi J. Comparison of blood and urine concentrations of equol by LC-MS/MS method and factors associated with equol production in 466 Japanese men and women. PLoS ONE. 2024;19(3):e0288946.