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美肌への道は腸から?! 腸内細菌と肌の関係

菌と美容

2022.01.20

便秘が続くと、肌が荒れる……。

そんな経験から、おなかと肌の状態は連動しているのでは、と考えたことはありませんか?

実は、そのとおり!

最近では、肌に影響を与える多くの要因に、腸内細菌が関係していることがわかってきて、健康だけでなく美容の観点からも、腸内細菌叢(腸内フローラ)が注目されています。


健康な肌には、まず、正常な代謝が重要

代謝が悪くなると、栄養が肌まで届かず、皮膚細胞が健やかな状態を保てなくなります。

つまり、代謝が悪くなり、肌のターンオーバーが遅くなると、肌のキメが粗くなったり、肌バリアが低下して花粉や埃などの外部刺激にも弱くなったりしてしまうのです。

肌を健康な状態に保つためには、まず、代謝が正常であることが重要。

だからこそ、代謝を低下させるストレスや睡眠不足などは美肌の天敵なのです。

そして、ストレスや睡眠不足と、腸内細菌には密接な関係があります。


ここで注目したいのは、セロトニンという神経伝達物質。
精神安定やストレスに抵抗する働きがあるため、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

このセロトニン、実は脳でつくられるのは数%のみで、残りの90%以上は腸で、腸内細菌の働きによってつくられています。

腸でつくられたセロトニンは、脳に直接作用することはないとされていますが、腸内細菌が産生したセロトニンの材料(トリプトファン前駆体やトリプトファン、ビタミン類など)は血液によって脳に運ばれ、脳でのセロトニン合成に役立つとされています。

さらに、腸内細菌はセロトニン合成を促す物質をつくって腸の細胞を刺激しているのですが、その刺激のための物質(酪酸など)のなかには、脳まで届いてセロトニン合成を促しているものもあります。

このため、結果的に腸内細菌の働きはセロトニン合成に役立ち、ストレスの緩和に関係していると考えられるのです。

また、セロトニンは、体内でメラトニンという睡眠ホルモンに変換されます。

つまり、腸内細菌叢のバランスが整うと、ストレス緩和だけでなく、睡眠の質の向上も期待でき、美肌につながるといえます。


一方で、過剰なストレスや睡眠不足は、腸内細菌叢を乱す原因に。

例えば、心的ストレスを感じると、小腸の細胞から分泌される抗菌成分が減少し、腸内の抗菌効果が低下して、腸内細菌叢が乱れることが報告されています。

腸内細菌叢が乱れると、セロトニンやメラトニン濃度も乱れるため、心的ストレスの増加や睡眠の質の低下が起こり、悪循環が生まれてしまいます。

肌荒れは、ストレスや睡眠不足の赤信号であり、腸内細菌叢の乱れの赤信号でもあるのです。





便秘も、肌荒れの大きな原因に

肌に悪影響を及ぼすものとして、代謝の低下のほかに、やはり便秘についても無視できません。

便秘には、ストレスなどの心理的要因や、運動不足をはじめとする外的・身体的要因など、さまざまな原因がありますが、腸内細菌叢の乱れによっても引き起こされることがわかっています。

腸内細菌叢のバランスが崩れていると、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す働きもしているセロトニンなどが減少して、便秘や下痢を引き起こします。

便の中には悪玉菌が産生した有害物質が含まれています。

便秘になると、便が腸内に長く滞留するため、通常より多くの有害物質が腸管内から体内に吸収され、血管を通して、やがて全身に……。

最終的には肌にも到達し、肌荒れにつながると考えられています。


美肌を目指すなら、朝活で腸内細菌叢ケア!

腸内細菌叢を整えながら美肌を目指すために、おすすめしたいのは朝活です。

例えば、朝の散歩。
運動は、ストレスや便秘を解消し、腸内細菌叢を整えるのに役立ちます。
朝に日光を浴びることで、セロトニンやメラトニンの産生が活発になり、睡眠の質もよくなります。

そして、朝食も大切です。
ヨーグルトや納豆などのプロバイオティクスや、食物繊維などのプレバイオティクスを積極的に摂りましょう。

また、自身の腸内細菌叢を調べて、バランスを確認し、整えていくこともよいでしょう。

ストレスや睡眠不足、便秘など、肌荒れの要因を減らすと同時に、腸内細菌叢へのアプローチを行うことは、美肌への第一歩なのです。



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