
菌と健康
妊娠中は腸内細菌叢(腸内フローラ)も変化する!? - 母子の腸内細菌叢①
このシリーズでは、妊娠から出産、そして授乳に至るまでのお母さんと赤ちゃんの腸内細菌叢(腸内フローラ)の変化についてご紹介します。 第1回の今回では、妊娠期における女性の腸内細菌叢の変化と妊娠合併症と腸内細菌叢との関連性について解説しましょう。
COLUMN
菌と健康
このシリーズでは、妊娠から出産、そして授乳に至るまでのお母さんと赤ちゃんの腸内細菌叢(腸内フローラ)の変化についてご紹介します。 第1回の今回では、妊娠期における女性の腸内細菌叢の変化と妊娠合併症と腸内細菌叢との関連性について解説しましょう。
菌と健康
薬があまり効かなかったり、効くときと効かないときがあったりした経験はありませんか? その原因は、もしかすると腸内細菌叢にあるかもしれません。 口から入った薬の成分は、食べ物と同じく喉や食道、胃を通り、やがて腸に到達して腸内細菌叢と遭遇します。 このとき、薬の種類によっては特定の腸内細菌の影響を受けて、その有効性や安全性が変化することがあるようです。 今回のコラムでは、薬効と腸内細菌叢について、大きく漢方薬と西洋薬に分けてご紹介します。
菌と健康
今回は、病気にかかってしまい、その治療のために服用する薬のお話です。 実は、薬の服用により腸内細菌叢が大きな影響を受けることが近年の研究で明らかになってきました。 細菌の生育を抑制する薬である抗生物質の影響については、以前お伝えしましたので、今回は抗生物質以外の薬について、そしてさらには複数の薬を組み合わせて服用することによる腸内細菌叢への影響についてもご説明します。
菌と健康
「なんだか最近、物忘れが増えた気がする……」 そんなあなたは、もしかするとMCI(軽度認知障害)かもしれません。 MCIの状態にある人は「認知症予備軍」とも呼ばれ、そのままでは認知症に至るリスクが高いことが知られています。 認知症まで進行してしまうと回復は困難ですが、MCIでは正常な認知機能に戻る場合があります。 だからこそ、MCIの段階で適切な対策を行うこと、あるいはそもそもMCIにならないようにすることが、認知症の予防につながるのです。
菌と健康
細菌感染症の治療に有効な抗生物質。 正しく使えば人の命を救う重要な薬となりますが、過剰使用など使い方を誤ると、腸内細菌叢に悪影響を及ぼし、健康を害する場合もあります。 今回は、抗生物質による腸内細菌叢への影響についてご紹介します。
菌と健康
ジメジメと湿度が高く、気温も気圧も変動が激しい梅雨の時期は、体調を崩しがちです。 なかでも「頭痛」に悩まされている人は多いのではないでしょうか。 頭痛には、脳炎や脳梗塞といった病気によるものと、明らかな病気ではないにもかかわらず発生するものに大きく分けられますが、後者の代表的なものに「片頭痛」があります。 実はこの片頭痛も、腸内細菌叢との関係について研究が進められています。