
菌と健康
腸に影響を及ぼす薬は、抗生物質だけではない!
今回は、病気にかかってしまい、その治療のために服用する薬のお話です。 実は、薬の服用により腸内細菌叢が大きな影響を受けることが近年の研究で明らかになってきました。 細菌の生育を抑制する薬である抗生物質の影響については、以前お伝えしましたので、今回は抗生物質以外の薬について、そしてさらには複数の薬を組み合わせて服用することによる腸内細菌叢への影響についてもご説明します。
COLUMN
菌と健康
今回は、病気にかかってしまい、その治療のために服用する薬のお話です。 実は、薬の服用により腸内細菌叢が大きな影響を受けることが近年の研究で明らかになってきました。 細菌の生育を抑制する薬である抗生物質の影響については、以前お伝えしましたので、今回は抗生物質以外の薬について、そしてさらには複数の薬を組み合わせて服用することによる腸内細菌叢への影響についてもご説明します。
菌と健康
「なんだか最近、物忘れが増えた気がする……」 そんなあなたは、もしかするとMCI(軽度認知障害)かもしれません。 MCIの状態にある人は「認知症予備軍」とも呼ばれ、そのままでは認知症に至るリスクが高いことが知られています。 認知症まで進行してしまうと回復は困難ですが、MCIでは正常な認知機能に戻る場合があります。 だからこそ、MCIの段階で適切な対策を行うこと、あるいはそもそもMCIにならないようにすることが、認知症の予防につながるのです。
菌と健康
細菌感染症の治療に有効な抗生物質。 正しく使えば人の命を救う重要な薬となりますが、過剰使用など使い方を誤ると、腸内細菌叢に悪影響を及ぼし、健康を害する場合もあります。 今回は、抗生物質による腸内細菌叢への影響についてご紹介します。
菌と健康
ジメジメと湿度が高く、気温も気圧も変動が激しい梅雨の時期は、体調を崩しがちです。 なかでも「頭痛」に悩まされている人は多いのではないでしょうか。 頭痛には、脳炎や脳梗塞といった病気によるものと、明らかな病気ではないにもかかわらず発生するものに大きく分けられますが、後者の代表的なものに「片頭痛」があります。 実はこの片頭痛も、腸内細菌叢との関係について研究が進められています。
菌と健康
入学や就職、引っ越しなどにより新生活がスタートして1〜2カ月ほど経つと、寂しい気持ちが強くなったり、うつ傾向により無気力を感じたりする五月病になることがあります。こうした五月病に限らず、ストレスがさまざまな心身の不調につながってしまうのはご存知の通り。 そんなストレスへの対処のカギは腸内細菌叢にあるかもしれません。
菌の研究
アレルギー、自己免疫疾患、肥満や糖尿病などの生活習慣病、そして肝疾患、心疾患、がん、神経・精神疾患……、私たちの健康を脅かす多くの病気が腸内細菌叢との関係を指摘され、その関連性を解き明かすべく、いまも研究が進んでいます。 しかし、関係があるとわかっていながら、腸内細菌叢の組成から病気のリスクを分析する方法はこれまで確立されていませんでした。 そのようななか当社では、病気に関係する腸内細菌の組成データから病気のリスクを推定する方法を開発しました。