菌と健康
腸から花粉症を治す? アレルギー治療の研究は進む!
花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーといったアレルギー性疾患が、腸内細菌に働きかけることで治療できるかもしれない。 前回のコラムでお話ししたように、アレルギー性疾患と腸内細菌の間には関連性があることが明らかになってきており、腸内細菌がアレルギー性疾患治療の新たな“カギ”になるとの期待も高まっています。
COLUMN
菌と健康
花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーといったアレルギー性疾患が、腸内細菌に働きかけることで治療できるかもしれない。 前回のコラムでお話ししたように、アレルギー性疾患と腸内細菌の間には関連性があることが明らかになってきており、腸内細菌がアレルギー性疾患治療の新たな“カギ”になるとの期待も高まっています。
菌と健康
いまや国民病ともいわれる「アレルギー」。 日本では、なんと2人に1人が、花粉症やアトピー性皮膚炎など、何らかのアレルギー性疾患をもっているそうです。 そんなアレルギー性疾患も、腸内細菌と関連している可能性が指摘されています。 今回は、腸内細菌がどのようにアレルギー性疾患と関連しているのかをご紹介しましょう。
菌の研究
健康状態のバロメーターともいえる腸内細菌叢の構成を知るためには、大便検体から取り出された腸内細菌のDNA の塩基配列データから細菌の種類を特定することが必要です。 そこで重要な情報となるのが細菌の“分類”。 これが適切に行われていることで、細菌の種類の特定や性状(性質と状態)の推定が可能になります。 では、この細菌の分類は、どのように行われているのでしょうか。
菌と健康
腸内細菌叢のバランスが乱れた状態を示す「ディスバイオシス(dysbiosis)」。あまり聞きなれない言葉ですが、このディスバイオシス、実は多くの病気と関連すると考えられています。 今回は、そんなディスバイオシスが病気を引き起こすメカニズムなどについてご紹介します。
菌の真実
腸が“内なる外”と呼ばれる理由を知っていますか? それは、体内にありながらも外界とつながる臓器だから。 腸管(腸)は常に、病原菌やウイルスといった外界から侵入する異物にさらされています。 そのため、独自の生体防御機能「腸管免疫系」を発達させているのです。
菌と健康
2022年4月に累計感染者数が世界全体で5億人を超え、いまなお多くの人の日常生活に大きな影響を及ぼし続けている感染症のひとつ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。 治療法や感染のメカニズム、重症度に影響を及ぼす要因の研究が進められているなかで、その要因のひとつとして挙げられているのが、実は、腸内細菌叢なのです。 というわけで今回は、COVID-19と腸内細菌叢の関連性について報告されていることを、いくつかご紹介しましょう!